宿題やりたくなくて不登校の少年YouTuberが炎上 「いじめより酷い」と関係者や著名人が擁護
インターネット上で賛否の意見が活発に交わされている。
「宿題をやらずにさぼっているだけ」などの中傷も多く、専門家は「不登校の理由を周りが納得しないと許さないという異常さが表れている」と指摘する。
一方、大リーガーのダルビッシュ有さんがツイッターで活動に理解を示すなど、肯定的な意見も広がっている。
「学校に行っていた方が幸せになれる確率は高い」「我慢や忍耐力も協調性も無くて、身につける努力すら放棄して逃げてる」「親のロボット」―。
本紙の記事を取り上げたニュースサイト「ヤフーニュース」のコメント件数は9800件を超え、逞珂さんが動画を発信しているユーチューブのチャンネルにも批判的なコメントが並ぶ。
その多くは、逞珂さんが学校へ行かない理由に納得できず“安易なサボり”と断じた上での批判だ。
ネットメディアも同調するように批判的な視点で報道し、会員制交流サイト(SNS)で拡散されている。
そんな中、ダルビッシュさんは9日、逞珂さんの父親が批判に反論したことを紹介した日刊スポーツの記事をリツイートし
「自分の好きなように生きればいいよね。責任も取れないのに他人の人生に口挟まなくていいと思うわ」とネットの論調に疑問を投げ掛けた。
脳科学者の茂木健一郎さんもツイッター上で積極的にコメント。
海外では学校ではなく家庭を中心とした「ホームエデュケーション」という選択肢があることを紹介しつつ「取り組みのすべてを、ぼくは応援したい」と表明した。
逞珂さんの動画の以前からのファンは批判が多いコメント欄に「こんなの学校のいじめよりひどい」と心配した。
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