教団元幹部7人の死刑執行を、海外の主要メディアも速報で伝えています。
地下鉄サリン事件についてお首謀者は確かに死刑に
値しますが、又は以上かもしれませんが
死刑という手法には厳しいまなざしも向けられていました。
先進国では日本は死刑を堅持する数少ない国なんですね。
支持者には殉教と映り、新たな指導者を生みかねない
との論評も多く見受けられました。
死刑にすべきだと意見が多くなっていて
いざ実施をすれば逆の論評が幅を利かしています。
日本国内の意見でも死刑はよくなかったんではないかと
いう意見も多く聞こえてきています。
**********朝日新聞デジタルより引用**********
欧州連合(EU)加盟28カ国とアイスランド、ノルウェー、スイスは6日、今回の死刑執行を受けて「被害者やその家族には心から同情し、テロは厳しく非難するが、いかなる状況でも死刑執行には強く反対する。死刑は非人道的、残酷で犯罪の抑止効果もない」などとする共同声明を発表した。そのうえで「同じ価値観を持つ日本には、引き続き死刑制度の廃止を求めていく」とした
*****************ここまで******************
死刑廃止はEU加盟の条件になっているそうです。
ロシアも2009年には憲法裁判所が各裁判所に死
刑判決を出すことを禁じています。
主要7カ国(77)で死刑制度があるのは
日本と米国の2カ国だけになっています。
世界の趨勢は死刑執行廃止なんですね。
オウム真理教の事件はなぜ起きたんでしょうね。
事件を起こした教団幹部の多くは学歴が高い「エリート」
集団でした。
高度経済成長期に生まれ育った人たちでした。
現在の世相を見ていますと
今の首相官邸や国会、そして霞が関に見られる
「エリート」の迷走の、出発点だったと言えるのかもしれません。
森友問題や加計問題・・財務省の隠ぺい問題
財務省のセクハラ問題等エリートが暴走している姿が
連日のようにテレビ・新聞等をにぎあわせています。
何年やっているんでしょう。
日本のトップとナンバー2も
おりゃ知らないと押し通していますから・・・・
全部知っているくせに・・・・
さて話はそれましたが
平成もそろそろ終わりに近づいてきておりますので
平成の最大の事件ですから
平成のうちに終了したかったんでしょう?
いろんな経緯があったんでしょうが
この事件はもしかすればこの死刑を
契機にこの集団が神格化してきて
ますます日本は混迷の時を迎えてくるのかもしれません。
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